うさぎのケージ内に使うすのこについて、種類や特徴とそれぞれの掃除方法などを書いています。
私は先代のミニウサギにも今のアメリカンファジーロップにも、木製・プラスチック製両方のすのこを試してきました。
使ってみて「プラスチック製のすのこ推し」という結論です。
金網や樹脂製もありますが、おそらく今後も使用はしないと思います。
その理由も含めてうさぎのすのこについて、実際使ってみてどうよ?!ってことをまとめていますので、すのこ選びに悩み中でしたらこの記事が参考になれば幸いです。
うさぎのすのこの種類と特徴
うさぎのすのこには
・木製
・プラスチック
・金網
・樹脂
と種類があります。
ケージを購入するときに樹脂タイプのすのこがデフォのものは私は見たことがないですが、単品では売ってるんですよね。
それぞれのすのこの特徴を紹介していきます。
うさぎのすのこ木製
使ってみて思うのは、木製のすのこはデメリット面が多いです。
・かじられまくる
・買い替えでお金がかかる
・掃除が面倒
メリットは正直なにも思い浮かびません(-ω-;)
うちが一番困ったのは、木製だとうさぎがかじってあっという間に壊すんですよ…。
ガリガリガリガリかじって、すのこの板がどんどんえぐれていき、木くずが散乱します。ガリガリ君食ってんじゃねーんだぞっていう。
すのこはケージ半分サイズが二枚で一組なんですが、その一枚の半分が板なし状態にされたり。
新品をおろしたその日に、板を一枚バカーーーーンと外されてしまい、もう木製すのこはやめようと決意しました。
あとうさぎ用の木製すのこって、釘は使ってないけど代わりにボンドっぽいものと、トゲトゲしたものでくっついてるんです。
それもうさぎが破壊することによりむきだしになっちゃって、うさぎがトゲトゲを足で踏んだら痛そうなんですよね。
それとすのこの上にトイレされてしまうと掃除が大変です。
子うさぎやシニアうさぎだと、盲腸ふんがすのこに落ちてることがちょくちょくあって、それがまた木だとベットリくっつくんですよ(;´∀`)臭いし
丸いコロコロなやつならすのこのすき間に落ちていくのでいいんですけど。
あと小の方もされると自然乾燥では時間がかかります。乾いてなくてもおかまいなしにうさぎは踏むので、足の裏が茶色くなってしまい不衛生です。
でもトイレされてしまうたびにすのこを替えようと思うと、10枚ぐらい必要になってしまいます。
一日一回の洗い替えだとしても、洗って乾かすのに時間がかかるんですよね。
とは言えすのこをかじらなくて、トイレトレーニングも完了しているうさぎなら、木製すのこでも大丈夫かと思います。
うちはアメリカンファジーロップが破壊神すぎてダメでした…(´・ω・`)
うさぎのすのこプラスチック
プラスチック製のすのこの場合、
・壊されにくい
・毛がつきやすい
・裏側が掃除しにくい
といった特徴があります。
うさぎはすのこがプラスチックでもかじるけど、木製のようには壊れません。
ただかじってギザギザになってしまった所に、抜けた毛がよく引っかかってます。それにツルツル面でも毛がよく張り付いてます。
あと削れてしまった部分には、尿石汚れもつきやすいですね。
プラスチック製のすのこも種類があるので、物によるかもですが、裏側が掃除しにくいです。
掃除がしにくいから汚れもたまりやすく、定期的に丸洗いが必要かなといった感じです。表面だけは拭くだけでキレイになるんですけどねー(-ω-;)ウーン
かじるといっても端っこの方だし、破壊されないのでうさぎがケガしそうな様子はないです。
ケージに一体化というか、もともとの床として設置されたプラスチックすのこの時は、うさぎがかじって削れることもありませんでした。
今つかっている別売りのプラスチック製すのこは、ちょっと柔らかめ?だったのかもです。
うさぎのすのこ金網
金網のすのこはうさぎの足に良くない説と、良い説とあってホントはどっちなんだよ!!ってなってます。
どちらの説も言ってることは納得いくので、だからこそどっちなんだよ!!っていう。
網目がおおきいものだと、トイレトレーニング中でもすのこの下にジャンジャン落ちていくので、楽そうだなとは思います。
でも見た目が痛そうなんですよね、網目がこまかいタイプなら言うほど足に負担なさそうには見えます。
ただこういう判断つかないものには手を出さない信条なので、実際に使用した感想は書けずでごめんなさい(´・ω・`)
うさぎのすのこ樹脂マット
樹脂のすのこも使ったことはないのですが、金網の上にのせると良さそうだなと感じます。
とはいえ木製やプラスチック製のように高さがでないので、トイレバッチリうさぎでないとケージ内がひどいことになりそうな…(;^ω^)
そしてケージの床に直接敷いてつかうと、トイレシーツを容易にかじれそうなのもあり、今のところ未使用なんですよね。
素材の柔らかさはうさぎの足に良さそうです。
うさぎのすのこの掃除方法
木製とプラスチック製にかぎってしまいますが、すのこの掃除方法を紹介しますね。
どちらもトイレが完璧かまだかで掃除頻度や内容がかわります。
木製すのこの掃除方法
トイレが完璧な子なら、週に1~2回ぐらいのペースで丸洗いになります。
これといった汚れがないなら水とブラシでざーーーーーーーーっと洗って、日光でしっかり干して終わりです。
気になる汚れがあれば都度掃除ですね。
もし給水ボトルから水漏れしてしまうことがあるなら、毎日取り換えた方がすのこの痛み対策になりますよ。
木製なので水でぬれた状態はくさりやすくなるんですよね(; ・`д・´)
そしてトイレトレーニング中で毎日汚れるなら、毎日丸洗いが必要になってきます。
うちはクエン酸の粉末をスノコにふりかけ(小さじ1ぐらい?)、ブラシでゴシゴシやってました。
粉末をとかしたクエン酸水でも大丈夫です、臭い対策にはクエン酸がいいですよ。
水でよく流したらあとは天日干しして終わりです。
洗ったらしっかり干さないと木なので腐ってきます、だから晴れの日はいいけど天気が悪いときは浴室乾燥機で乾かしてました。
プラスチック製すのこの掃除方法
プラスチック製のすのこは、トイレが完璧な子なら週に1回ぐらいの拭き掃除か丸洗いです。
ウェットティッシュとかでぱぱーーっと拭くだけでもスッキリしますよ。まあ丸洗いのさわやかウォッシュには勝てませんが…。
給水ボトルがもれやすくても、すのこ自体は水をはじいてくれます。ですがすのこの裏側にチモシーの粉末がビターーーっとくっついています。
もれた水でくっついてしまうみたいで、ほっとくとこびりついちゃうんですよね(;´∀`)
ですので給水ボトルを設置しているエリアのすのこは、毎日チェックしてぬれていたら拭いたほうがいいです。
そしてトイレトレーニング中で汚れるなら、毎日拭き掃除か丸洗いしないと臭います。
うちはクエン酸水をふきかけて、ティッシュでふきとる形をとってますよ。ウェットティッシュも使ってみたけど、すぐなくなっちゃうんでティッシュにしました。
すのこの裏側が細いマスになってるので、どうしても段々と汚れがたまっていきます。
クエン酸水にすのこをつけこんでしまうか、ブラシとか水筒のパーツをあらうときに使うような、棒に細いスポンジがついてるやつでこすって落とします。
あと換毛中は毛がよくついているので、毎日拭き掃除して毛玉対策しといたほうがいいかなと思います。
うさぎのすのこの選び方
うさぎの足にいい素材を選ぶのがいいけど、本やサイトによって言ってることが違うので、結局本当にいいのはどれなのか正直よく分かんないですよね。
なので私は掃除のしやすさと、破壊されないかどうかでプラスチック製を選びました。
そして本当ならケージとすのこのサイズがピッタリ合うものがいいんですよね。
けどケージとピッタリンコなすのこって、そのケージ専用のものぐらいしか見つからないです。
どうしてもちょっと大きかったり、微妙に幅がたりなかったり、角のかたちがちがったり…。
うちはケージ専用の木製すのこはもうムリって思ったので、サイズが小さくて合わないけど同メーカーのプラスチックすのこを使用しています。
小さい分にはケージ内へ設置できます、ケージのサイズとすのこのサイズはしっかり調べてから購入したほうがいいですよ。
木製がおすすめの場合
トイレが完璧でかつスノコをかじらないうさぎなら木製でも大丈夫です。
トイレトレーニング中だとめっちゃ汚れがひどいので、少なくとも3枚は洗い替えとして必要でした。
天気が悪いとあらったすのこが乾かない!ってなります。
掃除してキレイなものにとりかえてもすぐに汚されてしまうので、もしかしたら3枚では足りないと思うかもしれません。
でもキリがないんですよねー(-ω-;)ウーン
トイレバッチリならすのこも汚れないので2枚あれば十分です。
プラスチック製がおすすめの場合
木製とは逆に、トイレトレーニングが終わっていない、木のすのこはカジリマクリマクリスティな子向けです。
うちのうさぎのことですねー(;´∀`)
1枚でもいけるけど洗い替えにもう1枚あったほうが作業が楽になると思います。
とりあえずキレイなすのこにかえて、あとで汚れたすのこを洗うって出来るので。洗っている間すのこなしになるよりいいかなと。
かじられてもギザギザになっている程度なので、そうそう壊れて使い物にならないって状態にはならないです。
うちのうさぎに使ってるすのこ
今うちで使っているのは「マルカン プラスチックすのこ 2枚組 ラビットケージH50/H60用」。
「マルカン うさぎのカンタンおそうじケージ H50B」につかうすのこです。
うちでつかっているケージは「マルカン ラビットケージ760」なんですよね。(ややこしい)
ラビットケージH50/H60用のすのこは、ケージの半分サイズが二枚組になっていて、並べると横約55.5cm×縦43.5cmです。
マルカンのラビットケージ760専用のすのこではないため、サイズは合っていません。
本来は「ラビットケージ760・DX用 木製すのこ」なので、横70.5cm×縦48.5cm必要なんですよね。
ケージ全体に敷けないので、一部すのこなし状態でつかってます、ちなみにL字型に設置。
すのこ同士が重なりあう形になりますが、ちゃんとケージ内におさまりました。
この形にすのこを置くとハウスが少し傾いてしまうんですけど、うさぎは気にせず入ってくれてますよ。
ケージカバーの下にちょうど入るからか、うさぎがハウスの上に登ってもガタつく様子もないです。
掃除方法は先に書いたとおりで、基本的にはクエン酸水をかけてティッシュでふくを毎日やってます。トイレがまだカンペキじゃないので。
なのでトイレを置くすのこの下にはペットシーツを敷いています。
少しでもペットシーツがすのこからはみ出していると、うさぎが引っ張り出してイタズラするので、すのこより一回り小さくなるよう折りたたんでいます。
うさぎがすのこをかじる対策はできるの?
うさぎ様に木製すのこをかじらないで下さいとお願いしても、どうにもならんというのが私の結論です。
でもプラスチック製のすのこの場合かじらなくなりました。確信は持てないんですけど、一応やってみたことを書いておきますね。
うさぎがプラスチックすのこをかじらなくなった
プラスチックすのこに変えて、しばらくはかじられました。かじかじだけでなく爪でホリホリもしてましたね。
かじり始めたら床をバンっと叩くもやったけど、それほど効果があるとは思ってません。手痛いし(´・ω・`)
すのこをくわえて持ち上げ、トイレシートを引っ張り出すイタズラもひどかったので、ガタガタやり始めるたびに直してました。
「ダメだよ」と言って直すとキョトンとした顔をするんですが、またすぐスノコを持ち上げようとするんですね。
んですかさず直して「ダメだよ」と4~5回そのやり取りを繰り返すと、いったんはおさまってくれます。またそのうちやり始めるんですが直す、ひたすら直す。
っていうのを2か月ぐらい続いてたと思うんですが、気づいたらスノコにイタズラしなくなってました。
なのでかじることもなくなったし、持ち上げようとすることもなく。
他にはチモシーがフィーダーに入っていないとすのこをかじっているようにも感じます。
いや入ってはいるんですけど、気に入らない部分しか残ってない状態で、新しいチモシーがほしいのかなって。
すのこをカジカジしてた時フィーダーにあまり入ってなかったから(下にいっぱい落ちてる)、チモシーを補充したところサッと食べ始めました。
さっきまであんなにかじってたすのこには目もくれずになるんですよね。チモシーをよこせという合図にすのこをかじってるのかもです。
あともう一つ思い当たるのは、すのこの下に気になるものがあると齧ったりホリホリしたりするんじゃないかなーと。
ペレットをケージ内であげていた頃は、自分で容器をひっくり返してすのこの下にペレットを落としていたので、食べたいけど届かないってなってました。
そうなるとすのこが邪魔だから、かじって爪でほってってやるんです。
なのでケージの外でペレットをあげるようになったんですが、すのこをかじらなくなったのもコレ以降なんですよね。タイミング的に偶然なのか必然なのか。
ペットシーツもはみ出さないよう気を付けているので、うさぎのイタズラ心をくすぐることもないようです。
それかそもそもプラスチック製のすのこはかじってもかじれないので、不毛な行為だとうさぎが気づいてやめたのか、とかかなーと思ってます。
木製すのこをかじられる対策は
なすすべはない
うさぎはすのこなしでも大丈夫?
うさぎってスノコではなく、おがくずなどの床材を敷き詰める方法もあるんですよね。
なのですのこナシでも大丈夫…なのかもです。ただコストがかかりそうで、私はやってみたことがありません。
いつかホリホリハウスで試してみたいなとは思ってます。
うさぎのすのこについてまとめ
・すのこをかじる、トイレトレーニング中のうさぎにはプラスチック製のすのこがおすすめ
・おしとやかレディや紳士なうさぎなら木製すのこも大丈夫
・掃除は汚れ具合によって毎日だったり週1だったり
・すのこをかじるうさぎには根気よく対処を続けるとかじらなくなることも
結局のところうさぎに合うすのこを選ぶ形になりますね。
あとお使いのケージ専用のすのこじゃないと、サイズを合わせるのに苦労するかと思います。
検討しているすのこのサイズに切った紙とかをケージに入るか試してみると、大体のサイズ感もつかみやすいですよ。
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